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東洋経済新報社はこのほど、女性勤続年数ランキングを発表した。ランキングは同社が昨年11月に発刊した「CSR企業総覧(雇用・人材活用編)」2018年版のデータをもとに行われた。対象は2016年度の女性社員比率が20%以上で勤続年数を公表している474社である。上位10社には1位の髙島屋をはじめ百貨店業界から4社入ったほか、上位10社全てで女性の平均勤続年数が20年以上となる結果となった。(オルタナ編集部=中島 洋樹)
女性社員勤続年数ランキングでは、他にも女性社員平均年齢、女性社員比率、女性社員数、女性管理職比率があわせて発表された。
女性の平均勤続年数が長い上位10社は以下の通り。
1.髙島屋
女性社員勤続年数24.1年、女性社員平均年齢45.8歳、女性社員比率57.2%、女性社員数2723人、女性管理職比率28.5%
2.北陸電気工業
女性社員勤続年数24.0年、女性社員平均年齢46.6歳、女性社員比率28.1%、女性社員数158人、女性管理職比率0.0%
3.日本フエルト
女性社員勤続年数22.8年、女性社員平均年齢44.2歳、女性社員比率21.2%、女性社員数97人、女性管理職比率2.8%
4.J. フロント リテイリング(数値は傘下の大丸松坂屋百貨店のもの)
女性社員勤続年数22.4年、女性社員平均年齢45.4歳、女性社員比率28.8%、女性社員数566人、女性管理職比率31.3%
5.エイチ・ツー・オー リテイリング(傘下に阪急百貨店・阪神百貨店)
女性社員勤続年数22.1年、女性社員平均年齢43.2歳、女性社員比率60.6%、女性社員数1783人、女性管理職比率12.7%
6.セーレン
女性社員勤続年数22.0年、女性社員平均年齢42.6歳、女性社員比率22.4%、女性社員数344人、女性管理職比率2.8%
7.ユニチカ
女性社員勤続年数21.1年、女性社員平均年齢42.0歳、女性社員比率23.9%、女性社員数266人、女性管理職比率4.5%
8.菱電商事
女性社員勤続年数21.1年、女性社員平均年齢42.0歳、女性社員比率23.9%、女性社員数266人、女性管理職比率4.5%
9.三越伊勢丹ホールディングス
女性社員勤続年数20.6年、女性社員平均年齢35.0歳、女性社員比率28.0%、女性社員数294人、女性管理職比率1.6%
10.コーセル
女性社員勤続年数20.3年、女性社員平均年齢41.5歳、女性社員比率27.5%、女性社員数124人、女性管理職比率0.0%
出典:『CSR企業(雇用・人材活用編)2018年版』
今回女性勤続年数ランキング上位10社の中に入った百貨店業界4社は、1位の髙島屋をはじめ女性管理職比率が上位10社に入った他業界の6社より高い結果となっている。
また、上位10社は、いずれも女性の平均勤続年数が20年以上となっているが、女性管理職比率0%が2社あるなど、依然として女性の働く環境に課題があることを浮き彫りにする結果となった。
中島 洋樹(なかじま ひろき)
株式会社オルタナ オルタナ編集部
2018年4月オルタナ入社。入社1ヵ月弱でCSR検定3級合格。趣味は高校野球観戦、絵画鑑賞、テニス、ビリヤード、サイクリング、ウォーキング、国内旅行など広範囲におよび、特技はカラオケ(レパートリーは50曲以上)。好奇心旺盛で、編集のオールラウンダーを目指す。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。