• ニュース
  • 公開日:2019.01.31
  • 最終更新日: 2025.03.02
有機食品を格安販売、26歳考案の置き菓子事業

池田 真隆 (いけだ・まさたか)

スナックルが提供するヘルシー・オーガニックなお菓子

ヘルシー・オーガニックな食品にこだわった企業向けの「置き菓子」サービスが2月1日に始まる。金子隆耶さん(26)が考案したsnaccuru(スナックル)だ。オーガニック・ヘルシー系のお菓子は300~500円が相場だが、同サービスでは参考店頭価格よりも2~4割安い価格で提供する。印字ミスなどで賞味期限が切れていないにもかかわらず廃棄する食品を、企業の社員向けに割り引いて販売する。福利厚生の一環として導入した企業は、健康経営とフードロス問題に同時に取り組める。(オルタナ編集部=池田真隆)

スナックルはヘルシーな間食環境を提供しながら、フードロス問題にも貢献する。スナックルを運営するツクモ(東京・港)を立ち上げた金子さんは、「従来のフードロスへの取り組みは、もったいないという言葉に象徴されるように社会貢献色が強かった。そこで、結果的に問題が解決するビジネスモデルを考えた」と話す。

スナックルで取り扱うフードロス商品は、従来は倉庫からの直接廃棄や、ドラッグストアやディスカウントストアなどに低い掛率で卸し、在庫ロスを低減させる手法が取られていた。同社では、各メーカーからこれらの商品を買い取り、オフィスという新しい場所を売り場として開拓した。

取り扱うのは、オーガニック認証を取得しているものや、白砂糖不使用、グルテンフリー、ビーガン対応、トランス脂肪酸がないお菓子。同サービスの利用料は月額1万円から。1万円で約100個のお菓子を社内で販売できる。

すでに、パナソニックの日比谷オフィス、経済メディア「NewsPicks」を運営するユーザベースなどでの導入が決まっている。今後は、お菓子だけでなく、軽食や飲料を提供することを考えているという。

written by

池田 真隆 (いけだ・まさたか)

株式会社オルタナ オルタナ編集部 オルタナS編集長

1989年東京都生まれ。立教大学文学部文芸思想学科卒業。大学3年から「オルタナS」に特派員・インターンとして参画する。その後、編集長に就任し現在に至る。オルタナSの編集及び執筆、管理全般を担当。企業やNPOなどとの共同企画などを担当している。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。

Related
この記事に関連するニュース

食料システムの変革には国別戦略が必須 WWFがツールを発表
2024.10.15
  • ワールドニュース
  • #フードロス
  • #生物多様性
アシックスとロッテが協業、カカオ豆の皮を有効活用したチョコレート色のシューズに込めた思いとは――
2024.10.10
  • ニュース
  • #フードロス
  • #ブランド戦略
ウォルマート、テック企業との連携で食品バリューチェーンを最適化へ
2024.08.28
  • ワールドニュース
  • #フードロス
フードシステムは今どう変革しつつあるのか――身近な3ブランドの動きと思いを知る
2024.06.05
  • ニュース
  • #フードロス
  • #サプライチェーン

News
SB JAPAN 新着記事

水素を活用する社会の実現へ ホンダが進める多元的で多面的な取り組みとは
2025.04.03
  • ニュース
  • #リジェネレーション
自社の歴史から学ぶ、人の感動起点の製品開発とサステナビリティ
2025.04.02
  • ニュース
  • #リジェネレーション
米国の現状から何を学ぶべきか、「リジェネレーション」の可能性とは――米SBの創設者とCEOが語る
2025.04.01
  • ニュース
  • #リジェネレーション
SB-Jの発行元がSincに移行――サイトリニューアルでコンテンツを一層充実へ
2025.04.01
  • ニュース

    Ranking
    アクセスランキング

    • TOP
    • ニュース
    • 有機食品を格安販売、26歳考案の置き菓子事業